金属防錆塗料『TOMORIC』芦ノ湖編

 

皆様こんばんは。

4月にご紹介しました防錆塗料『TOMORIC』。今回は4月10日に現地暴露試験を開始した芦ノ湖編です。5月15日に実施した1か月目の経過観測です。

芦ノ湖では船を陸揚げするためのレールを使った暴露試験と、試験体を使った試験を行っています。レールを使った試験は、まだ大きな変化は見られませんので、試験体を使用した試験をご紹介します。

『TOMORIC』詳細は→http://becquerel.0152.jp/product/tomoric.php

まずは、試験開始前の状態です。

写真上から ⑦トモリック塗装 

真ん中 ⑥エポキシ樹脂(サビ止め)+ウレタン塗装 

下 ⑤既存レールと同じ仕様

 

これは⑧亜鉛メッキを施された市販の鋼材。計4種類です。

 

このように、ワイヤーで水につるした状態で試験を行います。まだ1か月なのでどの試験体にもサビは確認できません。

 

まずは⑤の試験体 緑色の為分かりづらいですが、かなり藻が付着しています。

 

⑥の試験体 こちらは分かりやすいですね、同じように藻が付着しています。

 

⑧の試験体 ⑤⑥程ではありませんが、こちらも藻が着き始めています。

 

最後に⑦トモリック下の拡大写真でもわかる通り他の3試験体と比べると藻がほとんど付着していません。

 

 

当然サビを確認するには、まだ相当の時間を要すると思いますが、しばらくは『防藻性』に着目して、経過観測を行っていきたいと思います。

 

 

 

2018年05月17日